本サイトでは、英単語を効率よく覚えるために画像を利用しています。この利用は著作権法に則った正当な作法により行なわれた引用であり、使用した画像の著作権を侵害するものではありません。
以下に本サイトでの画像利用が正当な引用であることを示します。
「著作権法」（第32条および第48条）によれば、次の条件を満たせば著作権者に許可を得ることなく、著作物の一部を引用することができるとしています。
- 引用される著作物が公表されたものであること
- 引用が「公正な慣行に合致するもの」であること
- 引用が「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」であること
- 引用される著作物の出所を明示すること
ここから、以上の4つの条件を本サイトがどのように満たしているかを詳しく述べていきます。
1. 引用される著作物が公表されたものであること
本サイトで使用する画像は、すべてインターネット上で公開された画像であり、誰もが無償で閲覧できる範囲のものになります。
よって、本サイトで引用される画像は公表されたものであると言えます。
2. 引用が「公正な慣行に合致するもの」であること
まず、「公正な慣行に合致するもの」とは一般に、当該著作物を引用する必要性、必然性があるものとされます。
本サイトは英単語を最も効率よく覚えるために役に立つと思われる5つの要素「意味（訳語）」「画像」「類義語」「語源」「関連語」を見出し語ごとにまとめたものです。これにより、他のサイトにはない価値を提供しています。中でも画像が果たす役割は大きく、本サイトが成立するためには必要不可欠とも言えるようなものです。このように、画像を利用する必然性があるため、本サイトでの画像の引用が「公正な慣行に合致するもの」であると言うことができます。
またさらに、引用元としてストックフォトサイトを利用する必要性もあります。画像がただ必要なら、わざわざ他人の著作物である画像を引用する必要はなく、自分で撮影したものを使用すればよいかもしれません。しかし、もしサイト運営者である私が思いのままに撮影してきた写真を使ったならば、おそらくその画像は見出し語に対する私の知識や経験を強く反映した、偏ったものになってしまうでしょう。そこで、見出し語に対して一個人の経験によらない、より「一般的な」イメージを形成するためにも、ストックフォトサイトを利用する必要があるのです。ストックフォトサイトに複数の人によって提供された複数枚の画像を眺めて「平均化」することで、見出し語に対するより一般的なイメージを定着させることができるのです。ここに、本サイトにおける情報収集に対する基本理念があります。
よって、本サイトでの画像の引用は「公正な慣行に合致するもの」であると言えます。
3. 引用が「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」であること
まず、このサイトは英単語を様々な面から眺めて効率よく覚えるものであることから、一種の英単語の研究と言えるでしょう。見出し語について、5つの側面から研究することで記憶を容易にしていると言えます。画像も単語の一般的イメージを研究するために必要と言えるでしょう。そのため、本サイトでの画像の引用は研究の目的上行なわれるものであると言えます。
「正当な範囲内で行なわれる」とはどのようなことなのでしょうか。一般には、これは「引用部分がそれ以外と明確に区別されていること」および「引用する側の著作物が『主』で、引用される側の著作物の引用部分が『従』になること」と解釈されます。
引用部分とそれ以外の区別についてですが、これは引用対象が「画像」と名づけられたボックスの中に収まっていることから、引用する側と引用される側の区別は明確であると言えます。
もう一方の主従関係についてですが、これもあくまで研究対象もしくは覚えたい対象としての見出し語（主）があり、それを研究したり覚えるための手段として画像（従）を用いるという構図であるため、正当な主従関係があると言えるでしょう。これは、画像が最初にあって、それを基軸に別のコンテンツを展開するという形式ではないとも言えます。また、本サイトは5つの要素からなるため、画像は本サイトでの情報の5分の1であり、量的にも「主」となるような位置を占めてはいないと言えます。
よって、本サイトでの画像の引用は「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」であると言えます。
4. 引用される著作物の出所を明示すること
本サイトでは画像が引用されるたびに、それら画像の真下に引用元のWebサイト名ならびにホームのページへのリンク、また引用した画像を取得した実際のページへのリンクを掲載しています。
よって、本サイトでは引用される画像の出所を明示していると言えます。
以上、4点の条件を満たしているため、本サイトにおける画像の引用は著作権法に則った正当な作法により行なわれたものであり、著作権者の著作権を侵害するものではありません。